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ストレスは解消しなくていい!? 脳の仕組みから考えてみるとわかりました。

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ここ数か月、新型コロナで自粛生活が続き

ストレスを感じている人がほとんどではないでしょうか?

そういう私も、大好きな旅行に行けない、友達にも会えない、大好きな宝塚歌劇も休演中と楽しみが何もない生活が続いています。

 

日常生活では、マスクがない、消毒液がない、食費が増えた、などなど

今までの普通の生活がいかに幸せだったかに気づかされる毎日です。

 

もう!ストレス発散したい!

そう思っていますね。

でも「ストレスは解消しなくていい」というお話しです。

2019年に東京大学大学院教授の池谷裕二先生の講演会でお聞きした脳科学とストレスのお話しを思い出したのでご紹介したいと思います。

 

 

 

ストレスには2つのストレスがあります

 

ストレスには

  • 精神的ストレス
  • 身体的ストレス

この2つがあります。

 

この2つのストレス、大切なのは身体的ストレスの方なのです。

それは意識に上がってこないからだそうです。

精神的ストレスは意識してわかるのでどうでもいい、と池谷先生はおっしゃっていました。

脳がストレスを感じるとストレス反応をおこします。

 

 

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ストレスに対する身体の反応は「視床下部」「下垂体」「副腎皮質」を軸にして(HPA軸)全身の連鎖応答で生じる。

これらの組織が「ストレスホルモン」を出す。

ストレスホルモンとしてはACTHやグルココルチコイドなどがよく知られており、肥満や食欲不振、うつ症状を引き起こしひどい場合は神経細胞を殺してします。

 

参考文献:「脳は何かと言い訳する」池谷裕二

 

 

ストレスホルモンの血中濃度を測定すれば、身体がどれほどストレスを受けているかを知ることができるということです。

 

よく、「私はストレスがあるんです」といって病院を受診する人のストレスホルモンを血液検査で調べてみると、ストレスホルモンの値が低いということがあるのだそうです。

「ストレスがある」と自覚しているので意識してわかっているのですね。

これは精神的ストレスです。

池谷先生は重要ではないと言っています。

 

逆に、仕事は忙しくうまくいっているし、家庭もうまくいっている、と私にはストレスはないと言っている人は自分では意識していない。しかしストレスはある。

こんな人は突然身体にダメージがきて急にうつ病を発症する。

この身体的ストレスが重要なんだと言っています。

 

ストレスを与える実験からわかること

 

ストレスは目に見えません。

しかし、ストレスを研究するためにストレス測定をしなければなりません。

 

そこでミシガン大学のアベルソン博士がペンタガストリン点滴実験というのを実施しました。

 

ペンタガストリン点滴実験とは

ペンタガストリンという胃潰瘍治療に使う薬ですが、大量に注射するとストレスホルモンが増えます。

治験者に点滴し、直接身体に中にストレスを作り出すという実験をしました。

ちょっと聞いただけでこわいですよね。

 

この時治験者にあらかじめ

「この点滴をするとあなたの身体はストレスを感じます。吐き気がしたり、気分が悪くなったり、辛くなったら手元のボタンを押してください。そうすれば点滴は止まります」

そう言って手元にボタンを置いておきました。

するとストレスホルモンは80%も減少したそうなのです。

 

ボタンがあるだけでなぜストレスホルモンがへるのか?

 

実験からわかる仕組みはこうです。

 

「ボタンを押せば、いつでもストレスから逃げられる」と分かっているだけで、実際にはボタンを押さなくてもストレスが減る。

という実験結果が得られた。

 

ボタンを押せば大丈夫!ということ、つまり逃げ道があればストレスを感じにくい

逆に逃げ道がない状況はとても怖いストレスであると言うことがわかったのです。

 

ストレス解消は必要ないということについて

 

ストレス解消と聞いて、あなたはどんなことでストレス解消していますか?

 

  • ゴルフなどスポーツをする。
  • 音楽を聞く
  • 散歩をする
  • ドライブする
  • お酒を飲む
  • 買い物をする
  • 美味しい物を食べる
  • 旅行する
  • 自然に触れる

皆さん少なからずストレス解消法があると思います。

 

しかし、こんなことはありませんか?

 

ゴルフがストレス発散法だとしましょう。

ゴルフに行き、帰ってくると疲れて余計にストレスを感じてしまう・・・

 

ストレスは慢性的なものなので、たとえスポーツを2時間ぐらいやってストレスを解消したとしても、残りの22時間はストレスを感じていることになります。

 

池谷先生は

ストレス解消するかどうかではなく、ストレス解消方法を持っているとおもっているかどうか」だといっています。

 

つまり、「自分は〇〇をすることでストレス解消できるということを知っていることが重要なのです」

 

これがストレスに対しての逃げ道を知っていると言うことです。

 

先ほどのペンタガストリン点滴実験でいう、ボタンを押せば逃げられることが分かっている状態と同じなのです。

 

逃げられないというストレスが一番怖いと池谷先生はおっしゃっていました。

 

そして「ストレスを感じてもいいんだ」と考えることなんですね。

 

 お酒でストレス発散

 

我が家の夫はスポーツをしたり、身体を動かすことでストレス発散することはなく、お酒を飲むことでストレス発散しているようです。

「あ~疲れた、お酒でも飲まない事にはやってられないよ~」といって毎晩 晩酌をかかしません。

脳の働きから言うと、アルコールはストレス発散になっていないのだそうです。

アルコールが大脳皮質を麻痺させているだけなのだそうです。

お酒は適量飲むなら、百薬の長といって良いと思われていますが、脳からすると飲まないことが良いようです。

 

本当なら、「私はお酒を飲むとストレス解消できる」と知っているだけで飲まないのがベストです。

 

しかし、飲みたいですよね。

 

 

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良い方法があります。

「お酒は身体に悪いんだ」と思いながら飲むのが一番いけないのだそうです。

その思いがストレスになります。

適量を楽しく「美味しい」と思って飲むことが良い飲み方ですね。

 

 

まとめ

「ストレス解消しなくていい、自分のストレス解消法を知っているだけでいい」

このお話しを伺ったとき衝撃でした。

ストレス解消が旅行だったり、ジムで身体を動かすこと、だった場合、今の自粛生活では出来ない事もおおいですよね、そのストレス解消ができない、ということで余計にストレスを感じてしまいます。

 

自分なりのストレス解消法を知っているだけで、ストレスは減少しています。目に見えませんけどね。

 

池谷裕二先生は脳や海馬について分かりやすく著書を出していらっしゃいます。

 

「潜在意識を脳科学で読み解く」講演会から学んだストレス解消についてのご紹介でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。