戻り鰹が美味しい時期になりました。
ご家庭でも簡単に美味しい 鰹のタタキを作る方法をお伝えします。
鰹の旬の時期
鰹には初鰹と戻り鰹の年に2回の旬があります。
初鰹とは
戻り鰹とは
タタキを作るにはどっちがいいの?
初鰹はタタキ、戻り鰹はお刺身とよく言われますが
お好み次第でどちらでも大丈夫です。
私は初鰹はさっぱりしているのでお刺身でいただき、戻り鰹は脂がのっているのでタタキにする事が多いです。
中華風鰹のタタキを作ってみましょう
材料
鰹 一節(300gぐらい) 皮は除く
中華たれ
酢・・・大匙2
醤油・・大匙2
ゴマ油・大匙1
(ごま油は濃い口がお勧め)
たれに入れる薬味
ねぎ、しょうが、にんにくをみじん切りにして適量
盛り付け用薬味
みょうが、大葉(しそ)、いりごま(白いいりごま)
薬味はこれくらい細かく切ります。
作り方
下ごしらえ
皮を除いた鰹をキッチンペーパーで包み、余分な水分を取る。
血合いは取り除きます。
鰹が大きい場合は二つに切る。
皮がついたまま焼いて皮を焦がすのは、口当たりが良くないし苦いので皮は除きます。
photo AC
鰹は切り口が三角になるように、こんな形のを選ぶと見栄えが良くなります。
① フライパンを熱しごま油大1を入れる
② 強火のまま、鰹の各面を3~5秒焼く
三角の形の鰹の一節
三角形の3辺を順番に焼いていきます。
お勧めは、一面3秒
いち、に、さん 3秒ですよ。
③ 全ての面を焼き付けたら氷水につけて冷やす
④ 粗熱がとれたら、水気を拭き 鰹の表面にごま油をさっと塗る
ごま油を塗るのがポイントです。
手の平にごま油をつけて、鰹全体にさっと塗って下さい。
切り口はこれぐらいの火の通りがベストです。
⑤ ペーパーに包み冷蔵庫で冷やす
鰹一節だと多い場合はここで冷凍します。
我が家も夫婦二人なので冷凍することが多いです。
冷凍方法
鰹を焼いて、氷水に入れ、水気を切って、ごま油を塗った時点で
キッチンペーパーに包みラップをして、冷凍します。
解凍するときは冷蔵に戻して。
半解凍のほうが、綺麗にカットできます。
こんな感じにスライス
たっぷり薬味をのせ、たれをつけていただきます。
タタキにたれを全部かけてしまうと たれに入っている酢と鰹の脂が混ざって
白濁して白っぽくなり見た目がよろしくありません。
取り皿に鰹をとって少量かけるのがお勧めです。
photoAC
こんな風に串に刺して火で焼かなくても、フライパンで簡単にできますよ。
鰹の栄養素の効果
高たんぱく質
カツオは、魚の中でも上位に君臨する高たんぱく質なDHAとEPAが豊富です。
カツオに含まれている不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)は主に、DHAとEPAになります。
DHAは脳の働きを活性化し、EPAは血栓を予防する効能があると言われています。
EPAの働きで血液サラサラ。中性脂肪、コレステロールの調整をします。
血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する効果があります。体内の中性脂肪も減らすことができるので、肥満の解消に効果的と言われています。
バランスの良い栄養素が疲労回復に効果的です。
参考資料
まとめ
血栓予防や中性脂肪の調節
夏バテしやすいこれからの時期、疲労回復にも効果抜群!
フライパンで簡単に鰹のタタキを作ってみてはいかがでしょうか?