2019GW に行ったクルーズ旅行の備忘録として書いています。
朝、8時に長崎港に入港しました。
昨日寝て起きたら長崎。
やっぱり船は寝ている間に連れて行ってくれるので、移動がとても楽です。
朝目覚めてデッキに出たら雨で霧がかかったようなお天気
思わず「長崎は~♪きょうも~♪雨だった~」と歌ってしまいました。
日本なのに入国検査
長崎港も日本なのですが、入国検査をします。
エスカーション(オプショナルツアー)も申し込んでなかったので、一旦入国手続きをしてまた船に戻ります。
今日は夕方まで長崎港に停泊しているので、下船したくなったら下船できるように、入国検査済のカードをいただきます。
部屋でくつろいでいたら、急に夫が長崎の出島跡を見に行きたいというので、下船することにしました。
私は長崎は修学旅行できたので、大体の観光スポットは行ったことがありますが出島は行ったことがありませんでした。
長崎の観光情報
長崎市(ながさきし)は、九州の北西部に位置する都市で、長崎県の県庁所在地である。国から中核市に指定されている。
古くから、外国への玄関口として発展してきた港湾都市である。江戸時代は国内唯一の貿易港出島を持ち、ヨーロッパ(主にオランダ)から多くの文化が入ってきた。外国からの文化流入の影響や、坂の多い街並みなどから、日本国内の他都市とは違った景観を保持している。
人口は長崎県で最大である。市域面積の13.1%である市街地に人口の約78%が住み、市街地の人口密度は7,900人/km2となっている。人口密度が高いため山間部にも建物が密集する。
船を下りて横断歩道を渡ったら、すぐ長崎の町中で港と街があまりにも近いのにはびっくりしました。
長崎の観光名所
- 大浦天主堂
- グラバー邸
- 崇福寺
- 長崎原爆資料館
- 出島和蘭商館跡
- 長崎奉行所
- 長崎歴史資料館
ハウステンボスに行くエスカーション(オプショナルツアー)もありました。
出島和蘭商館跡はこんな所でした
1609年(慶長14年)、オランダとの正式国交が開けた時に平戸に設置され、ヤックス・スペックスが初代商館長となった。民家72戸分を立ち退かせて建設した。1628年にタイオワン事件で一時閉鎖されたが、1632年に再開。しかし1640年、建物の破風に西暦年号が記されているのを口実に江戸幕府はオランダ商館の取り壊しを命じ、当時の商館長フランソワ・カロンがこれを了承、1641年に長崎の出島へ移転した。以後、幕末に至るまでオランダ船の発着、商館員の居留地は出島のみに限定された。
江戸時代、鎖国していた日本において、唯一オランダとの交易が認められていたのが出島ですね。
1987年から発掘調査が始まり、2000年の日蘭通商400年をきっかけに出島の復元計画が始まり、2011年から展示が始まったと、ガイドしてくださった方から説明していただきました。
再現されている場所は、その時代は海だったそうです。
こんなミニチュアが展示されていました。
各部署の説明が書かれています。
出島の様子がよくわかります。
オランダから来た貿易商はこんな感じで食事をしていたようです。
この後 長崎歴史資料館に向かいます。
長崎歴史資料館
歴史文化展示ゾーン、長崎奉行所ゾーン、長崎歴史情報コーナー、伝統工芸体験工房、資料閲覧室、ショップ・レストランがある。その他の施設として、企画展示室、イベントの間、イベント広場、ホールがある。
長崎奉行所立山役所の御白洲では、土、日、祝日に20分ほどの寸劇が行なわれて、当時の裁判の様子を再現している。開始時間は11:00、12:00、14:00、15:00、16:00。寸劇終了後は記念撮影時間が設けてある。 寸劇は、県内の大学生や県民が寸劇ボランティアとして約21名参加している。
同館で上映される長崎奉行の一年を描いた立体映画には俳優の風間杜夫が長崎奉行・遠山景晋役で出演している。
ちょうど訪ねたとき、当時の奉行所の裁判の様子を再現する寸劇の時間だったので、観に行ってみました。
奉行所の人がお裁きを下すところです。
ボランティアの素人さんのお芝居でしたが、とてもおもしろかったです。
外国人観光客の方が拍手喝采 とても喜んでいらっしゃいました。
資料館では、南蛮貿易の様子を書いた屏風絵や長崎奉行所の現代でいうと判決の記録の
「犯科帳」というものも展示されていて、歴史好きの夫は興味深く見ていました。
長崎港に戻る時、タクシーの運転手さんに福山雅治さんがお気に入りの「思案橋ラーメン」を教えてもらいました。
ちょうどタクシーで前を通りかかりましたが、長蛇の列!
福山雅治さんが紹介してから、地元の人が行けないほどの人気店になっているようです。
船に戻り、この夜はKai(海)寿司に行きました。
夜はマジックショーを楽しみました。
まとめ
寄港地の観光スポットを周るには、エスカーション(オプショナルツアー)に事前申し込みをして行くのが効率がいいですが、好きな所だけ気ままにゆったり周りたいときはタクシーで行くのもお勧めです。