歳を重ねると、身内の法要が多くなり
その際、法要に来ていただいた親戚への
引出物に毎回悩みます。
親戚は高齢の方も多くなり
お持ち帰りに軽くて、誰にも喜ばれたものをご紹介します。
また、法事の際の準備の手順についてもお伝えします。
まずは、法事の準備からまいりましょう。
法事とは
法要とは・法事とは、故人の冥福を祈り、供養をするための仏教行事です。
仏教において、亡くなってから49日間を「中陰」と呼びます。
お葬式が終わり、最初の法要が49日法要です。
この間、7日ごとに忌明けまで、菩提寺のお坊さんにきていただき
法要をします。
地域によって様々ですが、夫の実家では、お経をあげていただきます。
これは、家族だけ身内で行いますが最近は核家族が増え省略される傾向にあるようです。
地方によっては、まだこの習慣は残っているようです。
ちなみに、我が家は実家と離れておりますが(新幹線移動で片道約2時間)
田舎ですので、長男の嫁として、7日ごとに通って、ご住職をお迎えしました。
49日法要をもって忌明けとなるため、この日は親戚を招き法要をおこないます。
一般的な忌明けは四十九日です(地方によっては、五七日(いつなぬか)が忌明けの場合もあります)
四十九日を過ぎると年忌法要となります。
亡くなって一年目を一周忌、二年目を三回忌、その後、七回忌、十三回忌
十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌
三十三回忌で弔い上げとなります。
一周忌だけは満一年目に法要を行いますが、それ以降の年ごとの年忌法要は、年忌の数から一つ引いた年に行います。
例)七回忌は亡くなって六年目。
法要準備
菩提寺の住職と相談して法要の日を決めます。
49日目が平日となる場合は、参列者のご都合も考え、49日より前の日曜日などに
行うことがよいです。
案内状を送る
往復はがき、又は返信用はがきを添えて案内状を送ります。
義母の一周忌法要に用意したもの
お斎(会食場)の手配
お返事をいただき、人数が決まったら、法要後の会食(お斎 おとき)の場所、
料理を決める。
年配の方が多いので、お座敷で正座ではなく、テーブル椅子席のリクエストをしました。
お料理は「法要後のお斎です」と伝えれば、そのように準備してくださいます。
お料理も予算によっていろいろあります。
我が家は5000円前後でした。
引出物の準備をする。
喜ばれた引出物
京都雲月の小松昆布
9センチ四方の桐箱にはいっています。
蓋をあけると・・・
丁寧に布で包まれています
やっと出てきました。
お皿に出してみました。山椒が入っています。
この小松昆布は京都の御所雲月という懐石料理屋さんが作っている昆布です。
まず、見た目にビックリ!
桐の木箱に入っています!
高級感たっぷり。
ちょっと小さめだったので、山椒とおじゃこの佃煮が入った2個入りにしました。
高島屋オンラインショップより
2430円
私は包装を法要用にして「志」の熨斗をつけ、個別の手提げ袋を付けてほしかったので
直接 料亭雲月さんにお電話をして、その旨お伝えし、法要前日に法要を行う夫の実家宛てに送っていただくようお願いしました。
雲月さんのHPには特に小松昆布のお申込みページが見当たらなかったので
オンラインショップの商品一覧から商品を選び、直接電話にて発送を依頼しました。
発送のご注文
京都雲月 電話 075-491-1133
FAX 075-493-9501
京都雲月のHPより
雲月の小松昆布は色々なサイトでも買えますが、お値段がまちまちでびっくりします。
高島屋オンラインショップでの注文が良いと思います。
また、全国のデパートでも取り扱っています。
高島屋でのお取り扱いが多いです。
小松昆布は固くないので年配の方にも喜ばれます。
とても細く切ってあり、柔らかく食べやすいです。
ご飯のお供に、又キャベツにかけて少し置くと箸休めになります。
お仏壇を綺麗に掃除し、お花やお供えものを準備します。
当日は読経の間の休憩時間にお出しするお茶やお茶菓子の用意をし
ご住職や参列くださる方々をお迎えします。
法要の流れ
施主の挨拶
↓
住職の読経
↓
参列者の焼香
↓
住職の法話
↓
施主の挨拶
↓
会食
こんな流れで行いました。
法要は家で行い、会食場に移動します。
現在は菩提寺で法要をして会食に移動したり
会食をする料亭などによっては、法事用にお部屋を用意下さり
祭壇を設置してご焼香用の香炉を用意して下さるところもあるようです。
法事にかかる費用
- ご住職へのお布施
- お仏壇のお供え物、お花
- 読経の間の休憩にお出しするお茶菓子(参列者がお供えとしてお持ちくださることもあります)
- お斎会食代
- 引き出物代
- その他(送迎の車代、案内状印刷代)
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まとめ
雲月の小松昆布は引き出物にぴったりです。
桐箱、組みひも、掛け紙の包装が丁寧です。
年配の方にも喜ばれます。
小松昆布が気に入って下さり、その後 お取り寄せして召し上がっていらっしゃる
伯母様方、多数いらっしゃいます。
法事の準備は大変ですが、故人を偲び親戚が集まれる良い機会でもありますね。